吹奏楽20年の響き、そしてこれからは

日本海洋少年団連盟音楽隊長 佐 藤 昌 之

美しい心を育む吹奏楽  音楽隊は大田区団30周年記念事業として結成、初代音楽長故堀籠次男さんは『子どもたちと互いに美しい心を育む吹奏楽』を目指してスタートした。

今年20周年を迎え、よく続いたと感無量。皆様のご指導ご協力に深く感謝申し上げる。

毎週日曜日練習に励む  演奏練習は毎週日曜日にボランティア指揮者と指導者は情熱と献身的努力を重ね、隊員は家族の協力で90%以上の出席、それでも練習不足の時は特別練習も行なう。第三代音楽長原規之さんは練習目標として『いい音、いい顔、いい姿勢』

を定め、現在も練習後全員で唱えている。演奏する隊員の姿は指導者の鏡、すばらしい心の情景が写る。指導者のご苦労と家族のご理解に思いを馳せ、厚く御礼申し上げる。

数々の出演活動  年間出演依頼の回数は5回もある。特別出演した第4回国際海洋少年団協会日本大会フェアウェルパーティーの演奏(H.10.10.2)、海外9カ国も参加した日本海洋少年団連盟50周年記念式典演奏・コンサート・パレード(H.13.8.4)には、サーズディ・大森西の両ブラスバンド等の応援出演もあり好評を博した。

20周年記念事業−小学生のための吹奏楽教室開設−  今後の発展を図るためには、新たな後継者育成が必要である。地域で小学生のための吹奏楽教室を開催し、底辺の拡大を図る。再び夢の実現に挑戦する。今後とも宜しくご指導ご支援をお願い申し上げる。